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白玉あずきの「その男と結婚しちゃダメ!」図鑑 Vo.4 サイコな男

こんにちは。白玉あずきです。結婚を視野に入れた人生を考えているけれど、さて、どうしたものだかと、もやもやしている働くアラサーのみなさん。そんな方々に「本当にこの人と結婚していいのか」をジャッジするヒントにしてほしい「その男と結婚しちゃダメ!」図鑑。第4回は「サイコな男」です。

***
この連載をするにあたって、Lipsのオーナー女史から「くれぐれもダメ男はあるあるにしてくれ」とキツく申し受けているのですが、けっこういるんですよ、サイコくん。

あなたの彼はどうでしょうか。

 

自分を天才だと思っているサイコくん

決断力があって社交的。ふたりで話していると、たとえ年下だったとしても、自分よりずっと大人で、頼れる気がする。

でも、自分の仕事仲間や友だちを一度も褒めたことがない。むしろ、彼らの話をするときのサイコくんは、冷嘲的ですらあります。

そして、彼の顔をみると、口元は笑っているのに目だけは冷たくて、ニヤニヤしながら話すその口元は、ちょっと左に歪んでいてーー。思わずゾッとさせられます。

もし、あなたの「本当にこの人と結婚していいのか」というもやもやが、「私は本当の彼を知ってるんだろうか…」というところから生まれているのだとしたら。その原因が、ふとした彼の言動の「あれ? 私が思っている反応と違う?」という点だとしたら、それは彼がサイコくんだからかもしれません。

サイコくんは、自分を「神に選ばれし者」だと思っています。なので、絶対的な自信をもっている。だから堂々としていますが、その裏側には「世の中の人間みんなポンコツ」という思いが隠れています。
でもまぁこれそのものは、個性。私は苦手ですが、それを魅力に感じる人もいますよね。

天国か地獄か。無一文になるサイコくんもいる

サイコと聞くと、たとえば『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター教授のような、猟奇的な人物しか想像できなかったりします。でも、サイコくんを構成しているものは、マイナスな要素ばかりではありません。上で紹介したように、自信からくる頼りがいもありますし、人を下に見ている、というせいもありますが、穏やかな風情の人もいます。

それに、知性が高く、専門職についているサイコくんはビジネスで成功する資質があるという説もあるそうです。あのトランプ大統領はもとより、政財界のリーダーたる面々の多くは、サイコの資質があるとかないとか…。
だから、経済面で考えるとすると、人生のパートナーとして将来性は高いのかも、というのはあります。
まぁ、私がサイコくん認定した既婚男性は、去年の夏に会社を潰し、秋には公園でドングリと落ち葉を拾ってメルカルで売っていましたが…。波乱万丈の人生です。

サイコくんは、ウソをつく土壌が一般人と違う

ただし、ひとつだけ、本当に気を付けなければいけないところがあります。

それが、サイコくんの特徴のひとつ、尋常じゃないウソをつき続けるというもの。

「中学卒業後に単身で世界中を放浪。東南アジアで出会った象使いたちとの生活に感動し、体験型の旅行会社を立ち上げた」
「社長にすごくかわいがられていて、営業部長に抜擢されそう」
「妻とは別れる」

経歴を盛ったり、仕事で活躍しているように装ったり、妻と別れると言ってみたり。

好きな人や恋人につくウソは、自分をよく見せるための見栄だったり、責められたくないための自己防衛だったりです。

しかし、サイコくんは違います。頭の中に別の世界を作り上げてしまうのです。そして、勝手に作り上げた世界での真実としてウソを言う。だからそのウソは真実味を帯びて聞こえます。そして、サイコくん度が高ければ高いほど、ウソのクオリティも高い。だから、うっかり長い間、騙され続けてしまうのです。そして、ある日、ハタと気づく。

「こいつの言ってること、全部ウソだ」

どんなに脳内物語を繋いでも、やはり、ウソはウソ。長い話になればなるほど、破たんするところが出てきます。

こっちとしても、信じていたからこそ、「おや?」という点が少しずつでてくる。

「あれ? パスポートを持ってないの? 海外を放浪してたんじゃ…?」「え? 仕事辞めちゃったの? 社長にかわいがられていたっていう話は…?」「は? 奥さんて今、ふたり目を妊娠してるの!?」

サイコくんは、口がうまいので、しばらくは、ウソとウソをつなぎ合わせて新しい物語をつくってくれます。

こっちの人生にさほど関わりのないことだったり、それこそ、どうでもいい相手だったりしたら、ウソを「おもしろい話」として聞くことはできます。

でも、結婚相手として、どうか。

まず、信用はできません。彼が言うこと、全部を疑ってかからなければいけない。これってけっこう疲れます。それに、人を疑い続けるって、なかなか難しいんですよね。だから、うっかりまた信じちゃう。そして、また騙される。裏切られた気持ちになる。

もちろん、信用していなければ、腹が立つこともないので、こっちが、「彼がそばにいてくれるだけで十分、私は幸せです」というところまで達観できれば、アリかもしれません。追い詰められると逆ギレするのも、サイコくんの特徴のひとつなので、母のような目で見守るというのも手です。

上で紹介したドングリをメルカリで売っている男性の奥さんも、旦那さんをサイコくんと認識しつつも、「ベビーシッターを雇うお金もかからないで済んだし、子どもが小さいときに父親と触れ合う時間が持てるっていうのは、家族として、すばらしいことだと思う」と言っています。そういう人もいます。

 

written by 白玉あずき

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