本音で語る恋愛マガジン

白玉あずきの「その男と結婚しちゃダメ!」図鑑 Vo.7 ホテルのプールでブーメランな海パンを履く男

こんにちは。白玉あずきです。結婚を視野に入れた人生を考えているけれど、さて、どうしたものだかと、もやもやしている働くアラサーのみなさん。

そんな方々に「本当にこの人と結婚していいのか」をジャッジするヒントにしてほしい「その男と結婚しちゃダメ!」男図鑑。第7回は「ホテルのプールでブーメランな海パンを履く男」です。

DV男との関係は迷う間もなくぶった切れ

Lipsオーナー女史から「ひとまず3か月、12回やってよ」と誘われてスタートした連載、ダメ男図鑑もおかげさまで7本目。着々と回を重ねていますが、未だ方向性は掴めず右往左往、手探りの状態で書いています。

そんな折、毎週、楽しみに読んでくれているという、ライターにとって神様のようなアラサーさんから「連載の中にDV男の話はでてきますか?」という質問が

この連載は、「本当に私、この人と結婚するってことにしちゃっていいのかなぁ」と悩んでいるアラサーさんの“もやもやっとした”心の濁りをクリアにするべく、水質浄化剤のようなアドバイスをお届けできたらいいいよね! と思って進めてきたつもりです。ですが、読者の方もいまひとつピンと来ていないご様子。

DV男なんていうものはわかった時点で「どうしようかな~、結婚しようかな~、結婚してもいいのかな~」と迷うジャンルに所属する相手ではなくなります。存在自体がレッドカードです。もやもやなんてしてないで、全力で逃げて―! です。

たまぁに、自分の彼氏はDV男だと知ったうえで「私しか彼を支えられないから」という慈愛に満ち溢れたことを言ったり、「私が怒らせなければ大丈夫」という自己犠牲上等ということを言ったりして、付き合い続けている人もいます。でも、DV男はあなたでも支えられないし、大丈夫じゃありません。

DVは根深い心の病です。専門知識のない素人がそばにいてどうこうなるものではないし、彼を怒らせないようにと始終感覚を張り巡らせ、ビクビクしながら生きていくのはしんどいものです。こっちの心が死にます。

また、「私には頼れるのが彼しかいない。彼氏と別れたらひとりぼっちになっちゃうから」と、ズルズルと付き合ってしまう人もいます。そう思ってしまっているとしたら、今、自分は呪詛にかかっているだけだと思ってください。

DV男は女性を支配するために、「お前は俺がいないとなにもできない女だ」「だからお前はダメなんだ」「俺がこんな風になるのはお前のせいだ」「お前には俺が必要だ」というようなことを常に言い続けます。時にやさしく、ときに強く、メリハリをつけながら←このへんもうまい。

そうすると、こっちとしては、なんとなーく、悪いのは自分のような気がしてくるし、彼を頼りにするのがいちばんなような気がしてします。でも、「気がする」だけです。 

罠です。呪いです。逃げてー! です。

女性をスポイルすることに長けているDV男。どんな男性がDVに走りがちか、ということはネットにも情報が溢れていて、検索バーに「DV男」「隠れDV」などと打ち込んでポチッとすれば、ザクザクとでてきます。

「そうなんです。実は、検索上位に出てきた“隠れDV男の特徴”っていう記事に、ストイックに体を鍛えているという項目がトップに出てきて…。私の彼、細マッチョなんです」と言う前出の(私にとって)神様アラサーさんが「この連載にDV男の話はでてきませんか?」と心配そうに聞いてきたというわけなのです。

そりゃ、DV男の中には細マッチョの人がいるかもしれません。でも、全世界の細マッチョがDV男かっていうと、それはもう細マッチョな方々に失礼ですし、DV男と間違われたくないから今後はブヨブヨと太ることにする、なんてことになると、それこそこの世の終わりですので、その情報は取り下げてほしいーーと言いたいところ。実際に、くまのぬいぐるみやジブリ映画の森の妖精みたいな体型のDV男もいますしね。

ただし、ストイックに体を鍛えている細マッチョくんは、ちょっと注意が必要かも。

アマンのプールをブーメランパンツでクロールする男

白玉あずきの「その男と結婚しちゃダメ!」図鑑 Vo.7 ホテルのプールでブーメランな海パンを履く男

先日、彼氏とアマン東京に宿泊したんです。そのときに、スパを利用したんですけど、プールのときに、彼が履いていたのが、サイドのそこは紐か? っていうくらい細い、極端に面積の小さいブーメラン型の海水パンツだったんです。もちろん、とても似合ってはいたんですけど、直視するのも恥ずかしくて…」。

鍛えた体を自ら堪能したい。あるいは彼女に見せたい。そんな男ゴコロなのでしょうか。

「誰もいない30mのプールをクロールで優雅に往復する彼は、確かにステキだったんですが、私、何を見せられているんだろう…っていう気持ちも否めなくて(笑)」。

俺ってカッコいいでしょ? 的な彼氏のアッピールから漂う「尊敬しろよ」オーラ。

「そこに精神的抑圧を感じて、これってDVかなぁって思っちゃったんですよね」。

「彼、基本的にディナーは食べない人なんです。仕事の会食も週に2回までって決めていて、お酒を飲んだ翌日は、コールドプレスジュースしか飲まないっていう徹底ぶり。毎日5kmのランニングを日課にしていて…。私が少しでも太ると、“俺は別にいいけど、自分で気持ち悪くないの?”とか“一度自分を甘やかすと、際限なく落ちるよ”とか、やんわり責めてくるんです。“自分を追い込むことで新しい世界が見えてくる。それを君が知らないのは残念だよね”とか」。

世の中にはアスリート系カップルという、おのおのの精神と肉体を鍛えながら付き合っている方々もいます。でもそれは、趣味嗜好が同じだからいけるのであって、お互いを尊重しながらのことです。

もちろん、毎日お菓子をボリボリ食べながらソファの上でゴロゴロと海外ドラマを見ている生活が有意義だとも思いませんし、私だって、たまーに、活力が溢れているときに、ちょこっと走ったりすると「気持ちいいなぁ」と思うこともありますよ。でも、個人の自由(怠惰とも言う)を完全否定され、相手のよいと思ったものだけを正しいこととして強要されるのは、ちょっと違うと思うんですよね。それが本当にいいものだとしても。

神様アラサーさんの彼氏がDV男でなかろうと、ご本人が「しゃらくせー男だなぁ」と思ったら、それがサイン。いちど、しゃらくせーと思ったら、なかなか相手を尊敬する気持ちは取り戻せないものです。

そして、おや? この人は自分をコントロールしようとしてるんではないかしら」と感じたのであれば、彼にはあなたへのDV化(モラハラ含む)の兆候ありです。たとえ言い方がやんわりだとしても、いや、やんわりだからこそ。

私もかつて「命令しているわけではなく、あなたが未熟なので注意しているだけです」と言われたことがありますが、注意ってどんだけ上から目線なんだよ、と、心の中で背中に飛び蹴りして、そっと心のシャッターを閉じたことがあります。その件については、今でもそれでよかったと思っています。

written by 白玉あずき

 

 

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