Lips
「今の彼じゃないのかなあ」本音で語る恋愛マガジン

【実録取材】迷うくらいだったらやめてもいいんじゃない?結婚しない女の人生とは。

このまえ、電車に乗っていたら、隣に座っていたゆるふわ茶髪にフレアスカートとPRADAのカナパバックを持った女子大生と、見るからにアメリカかぶれっぽい、かきあげヘアーでショートパンツの女子大生がこんな会話をしていました。

ゆるふわ茶髪:「正直さ〜、男子とデートするより、女の子と一緒にいるほうが100倍楽しくない?お洒落なカフェとか行けるし」。

かきあげショーパン:「わかる〜。インスタにアップする用の写真撮るのとか、デートだと無理だもんね〜w

ゆるふわ茶髪:「そうそう(笑)まじ男いらない(笑)」

かきあげショーパン:「ね(笑)でもさー、やばくない?このままアラサーとかになって、結婚できなかったらどうしよ〜」。

ゆるふわ茶髪:「最近それ私も思ってるんだけどw 別に結婚したいとあんまり思わないけど、してないとしてないで難ありだと思われたら嫌だしね〜」。

かきあげショーパン:「それね〜。まあでも悩んでも仕方ないし、なるようになるよね〜w」

「なるほど、今の女子大生はこんな感覚なのね」と聞き耳をたてつつ(そして、結局流れに身を任せるのかよ!とさまあ〜ず風のツッコミをいれつつ)、目的地の表参道に着いたので、電車から降りました。だけど青山のオフィスに徒歩で向かう間ずっと、ゆるふわ茶髪の一言がどうも心にひっかかっていました。

その問題の一言とは、

してないとしてないで、難ありだと思われたら嫌だしね〜」という一言。

彼女たちは、まさに可愛いカフェ巡りをして、その様子を惜しげもなくインスタグラムにUPして、いいね獲得に奔走するというような女子会ラブ&誰にどう見られるかが大事な世代なのでしょう。女の子同士で、ファッション、新作のコスメ、最近見たドラマの話をすること、そして最新のファッションやメイクやおしゃれなスポットに行ったことをSNSにあげるが彼女たちにとって“アガる”こと。しかし、そんな女子会ラブ&誰にどう見られるかが大事な世代に「ある程度の年齢になっても、結婚してないと難ありだと思われそう」という刷り込みがされていることに驚きを隠せませんよね。現実主義かつ、周りと同調して生きるのが上手な“さとり世代”とはこういうことか、とその会話を聞いて少し納得しました。(なぜか、私より現実見てる感じがすごかったです。さとり世代の本音が、まさかの電車のなかで聞けるとは。なんか超やるせない)。

そう考えてみると、私たちLips世代か、それより少し上の世代は悟っちゃったような人は少数派なのかもしれません。その世代ってわりとみんな、イケイケじゃないですか?

私たちの1つ上の世代の自由な空気感に触れると、“どんな生き方でもいいんだよな〜”と思うし、下の世代と接すると、“あ〜現実見なきゃな〜”とも思います。多分Lips世代はどっちの感覚も持ち合わせているんです。だから余計に難しい。悩める世代です。

そうは言うものの、どちらの世代をも客観的に見ることができるのが、私たちLips世代の強みでしょう。過去問を解きつつ(イケイケ世代を知り)、予想問題もこなす(さとり世代からも学ぶ)器用さが、我らLips世代にはあると信じています。

今回は、そのうちのイケイケ世代の先輩方にお話を伺っていきましょう。取材テーマは「結婚しない女の人生について」。

あの電車に乗っていた女子大生たちのように結婚に囚われたりせず、自分の人生を謳歌している先輩方の実情はどのようなものなのでしょうか?

仕事一筋街道を突っ走っていたユカコさん

  • Lips Lady ステータス
  • 名前  : ユカコ
  • 職業  :保険会社
  • 年齢  :45
  • 学歴  : 法政大学
  • 年収  :1300万
  • 交際期間:
  • 住んでいる所 :恵比寿
  • 好きなブランド:Theory
  • 似ている芸能人:江角マキコ

【実録取材】迷うくらいだったらやめてもいいんじゃない?結婚しない女の人生とは。

凛とした佇まいのユカコさん。すっきりとした和顔美人かつ、身長も167センチとスタイルも抜群。街ゆく人に「この人はどんなイメージですか?」と写真フリップを見せ、聞いたら、10人中、10人が「仕事ができそう」「テキパキしてそう」などと答えそうな(あくまで予想です)、パリッとした雰囲気。

「昔からさっぱりしてるね〜って言われまくってきたので、それが40過ぎると見た目に出てくるのかな〜笑」と笑うユカコさん。彼女は見た目のイメージ通り、大手保険会社の営業チーフと、かなり仕事のできるバリキャリ。ボーナスに差のつく営業職ということもあって、同年代の他職よりもかなり給与面も優遇されているとのこと。「コラムニストのジェーン・スーが30代未婚を楽しみすぎると未婚のプロになるって言ってるけど、それって本当よね笑」と語り始めてくれました。

自分の人生最高!っていうテンションになってきたのは、33歳くらいのときから。それまではとにかく仕事仕事仕事ってかんじで、とにかく効率重視の生活。営業だったし、成績が一目でわかるから、のめり込んでいったのが大きいかな〜。負けず嫌いな性格だしね(笑)いかに自分のレベルを上げるかが勝負だったから、そのレベルを上げるための武器にならないものを次第に、面倒に感じてしまっていったの。だからもちろん、恋愛をする暇もなくて。いや、暇はつくればあったんだろうけど、つくろうと思わなかったっていうほうが正しいのかな〜」

当時の自分は「ブルドーザーみたい」だったとユカコさんは想起します。小回りがあまり効かず、とにかく猪突猛進にガーーーーっと突進してくる女、そんなタイプ。なるほど、“ブルドーザー女ユカコ”ここに爆誕。

「33歳くらいから仕事の頑張りが徐々に芽を出し始めて、がむしゃらに頑張らなくとも、仕事が取れるようになったの34過ぎ。そんなときに“そういえば、ひたすら頑張る以外にも選択肢ってあるんだよな〜”ってふと思ったんです。未だに不思議。なんであのとき、あんなことを思ったんですかね?(笑)」

私の勝手な予想ですが、おそらくそれは神の啓示。モーセの十戒のごとく、“預言”がユカコさんの元に舞い降りたのでしょう(すみません戯言です)。

仕事一色人生から抜け出し、恋愛にトライ

そして、そのふとした思いつき(預言)によって、ユカコさん(預言者)の人生は仕事一色から抜け出したとのこと。

「とりあえず学生時代の親友に“お茶しない?”って連絡したんです。“仕事”とか“効率”とかを忘れて友達と会うのは久しぶりで。それまでも人とご飯に行くことはあっても、正直、心のどこかで“そんな話どうでもいいよ〜”とか思ってイライラすることが度々あったんですけど、その親友とはカフェで5時間くらいどうでもいい話してました(笑)何年かぶりに心がほぐれましたね。こういう心の持ち方は楽だぞって気づきました。そして親友と話しているうちに言われたのが、“偏り過ぎ!”ということだったんです。」

 

たしかに今まで仕事一色な生活を送ってきた自分を振り返ると、仕事のノウハウや知識は格段に増えたものの、それ以外の知識や経験については学生時代とそんなに変わっていないことに気づき、ユカコさんは愕然としたのだとか。

このことを、そのまま親友に伝えると、「それ、やばくない?なんかさー、ユカコはもっと仕事以外のこともしてみないと勿体ないよ!恋愛でもしたら?」とマッチングアプリをお勧めされたとのこと。(ちなみにこのご友人もマッチングアプリ愛用者とのこと。こうやってじわじわ口コミって広がっていくんですね)。

そして家に帰り、「何事も経験だよなぁ」と早速登録する真面目なユカコさん。写真認証して、プロフィールを設定して…すぐにアカウントの設立が終わり、いざ宝(男)探しタイム。

一度スイッチが入るとトコトン追求するのがユカコさんの良さ。もちろん、このマッチングアプリもストイックに使いこなしていきます。

「最初はとあえずどんなもんか分からなくて、いいねくれた人全員に“いいねありがとう”を返していました(笑)そしたらすごい男の人とやりとりが始まって、なにこれ超面白い〜って見事はまりましたね(笑)」

それから、多い時は20人の男性とメッセージのやりとりをしていたとのこと。「怒涛の返信ラッシュがくると、なんか嬉しいんですよ(笑)男性からのメッセージ一つ一つをさばく自分いいじゃん、みたいな(笑)」

やっぱりユカコさん、どこか変態的に仕事人間なのでしょうか(一応疑問形ですが99%変態です。断言)。大半の女性が面倒くさくなりがちな、複数人とのメッセージのやり取りも嬉々として行なっていたとのこと。きっとそのときの彼女は、手を無数に持った『千と千尋の神かくし』の釜爺さながらだったに違いありません。ブルドーザーからの、預言者からの、釜爺なんてちょっとやそっとじゃなれませんよね。ユカコさん、あっぱれです。

恋愛をしてみて改めて人生の楽しさに気づき始める

「で、そこからは色んな男の人に会うようになって…。本当30歳になりたての自分では考えられないことですよ(笑)週に3回、男の人と、しかも毎回違う男の人と食事に行くなんて!(笑)」

学生ぶりに、仕事の緊張感を取っ払い、男性とデートしたユカコさんは、その楽しさに目覚めてたのだとか。

「仕事絡みだと、プライドの高いやつとかいて、男って面倒だな〜って思うんですけど、ほら、なんか間違いを指摘すると拗ねちゃうやつとかいるじゃないですか(笑)でも普通に会うとこんなに優しくしてくれるものなんだ〜って感動しました。男性の良さをもっと早くから知っておけば良かったです」。

今まで仕事一筋だったユカコさんだったからこそ、なんのしがらみもない男性の優しさに触れることで心が溶かされ、その心地よさをより沢山実感したのかもしれません。

「その後はデートの場数を踏みながら(笑)、もっと教養を身に付けたいと思って、お茶や花道を始めてみたり、会社で消化されてなかった有給を使って一人で旅行したりしていました。」お財布と心に余裕ができたことから、仕事オンリーの生活から完全に脱出。こうして仕事人間ユカコさんは、仕事という鎧を脱ぎ捨てて大海原へと冒険に出たのでした。

しかしどうも気になるのは、そのときユカコさんは30代後半ということ。結婚が頭をよぎったりはしなかったのでしょうか?

「いや、そりゃあ考えなくはないですよ!やっぱり大学卒業したら大半が、そのまま新卒で就職するように、適齢期になったら結婚も大半がするじゃないですか。だからやっぱり気になりはします。でもね、だからと言って今の最高な生活を手放そうとは思わないんですよね。

しかも私の場合、もともと仕事人間だった訳で、あのまま行ってたとしても、結婚してない可能性は高かったと思うんですよ(笑)それに比べたら、今は恋愛もしてるし、日々ドキドキしているし、刺激もあって、より楽しくなってきたところかなって。人生これからが本番だなって感じてますし、それを“結婚”というワードに煩わされたくないって思っています。」

今が人生一番楽しい!

仕事面も充実し、もちろんプライベートも満喫。そして恋愛もしっかり楽しむ。「今が最高すぎて、この状態がずっと続いて欲しい」とユカコさん。

「今振り返ると、大学出てすぐに就職しなくても良かったんじゃないかな〜とか思いません?バックパックひとつでアジアを回ってみたり、寿司屋の板前の修業してみたりとか、もっと面白い生き方できたよな〜って今なら思いません?結婚もそれと同じだと思ったんです。」

たしかに学生時代の就活を思い浮かべると、「たしかに考えなしだったかも」と思うはず。就活をしていた当時は「大学卒業=就職」と狭い視野でしか物事を見ることができず、就職以外の選択肢をはなから無視していたような気がしますよね。今考えると「あれもできたし、これもできたんだよな」と、広い視野で考えることができるのに。

つまり、恋は盲目ならぬ、当事者は盲目なのです。

そして、これは結婚に対しても同じことが言えるでしょう。“結婚”の2文字がリアルに迫ってくると、「どのタイミングで、どんな人と?」というようなことを考えがちですが、選択肢はそれだけではありません。今や56種類のも性別がFacebookに記載されているように、結婚に関しても既婚・独身で分けるのにはかなり無理があると思いませんか?

①結婚する、②しない、③まだしない、以外にも多数の選択肢があることを忘れてしまうと、“結婚”に縛られ、10月になっても内定をもらえない就活生のような気分になることに。そして「あ〜もう、ここから内定もらったから、とりあえずここでいいや!」的な気分で、自分の人生の大切な選択をするハメになってしまいます。これはダメ、絶対。

「これからもどんどん色んなことにチャレンジしたくて。今はフィリピンのボラカイ島でスキューバダイビングのライセンスを取ろうと企んでます(笑)今仲良くしている男の子たちとも恋愛しつつ、もちろん相変わらず仕事は頑張って、とにかく自分のなかに色々なものを吸収していこうと思っています。いかに沢山のことを吸収していくかが、最近の私のテーマです!

 

このように語る彼女を見ていると、結婚や就職や家庭など、世間で言われている“しがらみ”は、なんてちっぽけなのだろうと思えてくるはず。冒頭の女子大生の話に戻りますが、そのように世間体を気にして結婚、や、「なんとなく、そんな年齢だし…」で結婚するのは幸せとは程遠いですよね?

本当に幸せになれるのはユカコさんのように、一旦選択肢を広げ、そのなかから自分で考え、自分で決断をする人。どんな決断をするにしろ、まずはみなさん、一旦視野を広げて見るところから始めてはいかがでしょうか?

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