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「今の彼じゃないのかなあ」本音で語る恋愛マガジン

白玉あずきの「その男と結婚しちゃダメ!」図鑑 Vo.16 「リマインド男」

こんにちは。白玉あずきです。結婚を視野に入れた人生を考えているけれど、さて、どうしたものだかと、もやもやしている働くアラサーのみなさんに、「本当にこの人と結婚していいのか」をジャッジするヒントにしてほしい「その男と結婚しちゃダメ!」図鑑。第16回は「リマインド男」です。

「俺、言ったよね?」が口癖の男はリマインド男の可能性大

リマインド男とは、発言の冒頭に、いちいち確認ワードを差し込んでくる男です。
「前にも言ったけど〇〇さんは俺にとって大事な人だから」「言ったと思うけど、明日、20時にミッドタウンね」。

そこには、「何度も同じことを言ってすみません…」という恐縮した気持ちは滴もなく、「俺はちゃんと言いましたから。確認をとりましたから。そこのところ、お忘れなきよう」という、言ってみれば保身しかありません。

自分は毎回、きちんと確認している。にも関わらず履行されない場合には、確実に相手が悪い。そのエビデンスのためのリマインドなのです。

そう、リマインド男は、自分と、そして自分の周囲が“自分が決めたように”、“きちんと”作動しているかどうか。その一点のみで心の平穏を維持しているのです。

「俺、この前、目玉焼きはケチャップじゃないと食べられないってキミに言ったよね?」。「俺、週末は仕事だから会えないってLINEに書いたよね?」など、「俺、言いましたよね」系の発言が多い男性は、こやつはリマインド男かもと、ちょっと疑ってみてください。

離婚、婚約破棄、手痛い失恋。二度と繰り返したくない過去が生み出した怪獣リマインド男

リマインド男の本質は学ぶ男です。失敗から善後策を導き出きだす。それはとてもよいことです。ただし、その結果がリマインドというのはどうなんでしょうね、っていう話なのです。

リマインド男の多くは、恋愛・結婚に失敗した過去を持っています。

バツイチだったり、婚約破棄の経験があったり。大人になってから手痛い失恋を味わった人も、リマインド男の素質があります。

過去の恋愛経験のトラウマが、一般的な男性をリマインド男に変えてしまうのです。

彼らは、終わりを迎えた恋愛について、決して相手を悪く言うことはありません。「大切にしていたし、好きだったけど、でも、本質的に自分と合わなかったんだ」「ライフスタイルの価値観が合わないと、最終的にはひずみが生じてしまう」。そう考えるのです。これはとても好感がもてる考え方です。

だがしかし。リマインド男はそれだけで終わらない。

リマインド男は、まず、自分の価値観を洗い出します。好きなこと、嫌いなこと、子育てや働きかたを含めた結婚後の想定している生活…。想定外のことがないよう、ヌケがないよう、緻密に書きだすのもリマインド男の特徴です。これもよしです。自分を知ること。これはとても大事なことです。良好なコミュニケーションには必須といえましょう。

問題はそのあとです。

リマインド男は、自分を相手に合わせるという発想がない

リマインド男は、「自分がどういう相手と結婚するとうまくいくのか」についても洗い出します。
まず、自分が魅力的と思う女性の容姿や考え方。どういう言動をとってくれると、自分は相手に対して「合う」と思えるのか。生活のシチュエーションごとに、リストアップしていきます。それも、別に(どうでも)いいですよね。

なにが悪いかって、そのリストの使い方なんです。
リマインド男は、そのリスト項目を、恋愛・結婚対象相手に公表していくのです。言わば「〇〇に対して、俺はこう思っている」という発表です。
たとえば、ディナーで、たとえばドライブの最中に、彼からそんな話をされたとします。こっちとしてはどうでしょうか。「へー、そうなんだ」っていう程度じゃないでしょうか。別に、そのタイミングで、「いや、私はこう思う!」と反論し、意見を戦わせるなんてことにはならないでしょう。

しかし、リマインド男にとって、それは「展開」。そして、「そうなんだ」は受け入れられたことを意味します。つまり、彼の中では、「解決した懸案事項」です。万が一、それが反故になった場合には、有無を言わせず「俺、言ったよね?」になるのです。

そうなんです、リマインド男は、自己分析したものを開示するだけ。それを相手に受け入れてほしいだけ。それが受け入れてもらえるか、確認したいだけなんです。自分を変えるとか、相手に合わせるとか、そいう気持ちはみじんもありません。

シンデレラに出てくる王子様は、シンデレラを探すために「この靴が履ける女性を花嫁にする」と村中の女性たちに彼女が残した靴を履かせていました。

しかし、リマインド男は、自分で勝手に自分好みのガラスの靴を作って、「それにおさまる女性」を探そうとしている。もちろん、その型の中に、あなたがストレスなく、すっぽりハマればアリなんだと思います。

でもね~。人って、考え方も気持ちも変わるから。

現状で彼が作ったガラスの靴がピッタリ合ったとしても、数年後に彼が作った靴は、あなたには合わないかもしれない。

そのとき、どうします?
もし、それがレースアップの革靴だったら、中敷きをつめたり、表革を伸ばしたり、紐を締めたり緩めたりと、あなたに合う形にカスタマイズすることもできましょう。でも、リマインド男が作る靴は常にガラスの靴です。そしてその型は1つしかない。キレイだけど、形を変えることはできない。

もしかしたら、彼の頑固さが、今よりずっとマイルドになっているかもしれない。というような淡い期待をするくらいなら、今から、彼をマインドチェンジさせておくべきです。根拠のない「たぶん大丈夫」はたいてい大丈夫じゃありません。

written by 白玉あずき

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