Lips
「今の彼じゃないのかなあ」本音で語る恋愛マガジン

感動?共感?恋愛気分を盛り上げてくれる恋愛小説40選

Lips読者のみなさん、今“恋愛”していますか?

今回ご紹介していきたいのは、恋愛気分をますますもりあげてくれる小説特集です。

普段から読書が好き!読書が趣味!という方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。今では携帯アプリで無料で小説を読むことができたり、大人向けのケータイ小説があったりと、本により身近に触れることができるようになっていますよね。

作家さんたちが連ねる、繊細で美しい言葉の数々。その何気ない一フレーズに思わず心をぐっと掴まれてしまったり、「私の気持ちを代弁してる!」と感じたり。読書に分が今まで触れていなかった心の部分をときほぐされることもあります。今彼がいるという人も、片思い中という人も。幸せでいっぱいの人も、実らない恋や“不毛”と感じる恋に悩んでいる人も、小説の中に答えを探しにいってみませんか?共感必至の恋愛小説を40選、ご紹介致します。

感動?共感?恋愛気分を盛り上げてくれる恋愛小説40選

1.マチネの終わりに/平野啓一郎

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主人公の蒔野は天才ギタリスト。そして洋子は通信社の記者。初めて出会った時から運命的なものを感じ、2人は強く惹かれ合いました。しかし洋子には婚約者がいたのです。そのことで深く悩み、自分自身もスランプに陥る蒔野。誰にも言えない体の不調をかかえる洋子。やがて2人の関係は途絶えてしまうのですが…

なぜここまで愛し合っているのに、2人は一緒になることができなかったのか。なぜ結ばれることが叶わないのか。今隣にいる人は、本当に心から愛している人ですか?そんなことを考えさせられる、大人向けの恋愛小説です。

恋愛だけではなく自分の仕事のことや親子関係のこと、2人の複雑な背景も丁寧に描かれているのでどこを切り取っても感情移入してしまいます。芥川賞作家の平野啓一郎さんによる『マチネの終わりに』。現代を生きる私たちだからこそ読みたい、大人の恋愛小説です。

 

2.A2Z/山田詠美

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主人公は30代の恋愛小説の文芸編集に携わる女性、夏美。ある日彼女は年下の郵便局員、成生と恋に落ちます。また夏美の同業者であり夫の一浩も、恋人の存在を彼女に打ち明けます。恋とはいったい何であるのか。夫婦とはいったい何なのか。妻と夫というパートナーがいても、他の人との恋愛はできるのか。今までの自分の恋愛観について考えさせられる作品です。AからZ、はじまりから終わりの29文字でつづられる大人の愛の形。山田詠美さんワールドにどっぷり、使ってみてくださいね!

 

3.120%COOL/山田詠美

 
『A2Z』と同じ山田詠美さんによる9つの短編集、『120%COOL』。この表題でもある短編には 100%以上の“COOL”を求める、ニューヨークで冬を越す3人の若者の恋模様が描かれています。人のことを愛するには、よりもっと自分らしく生きるには、全力で人のことを想うには、今よりもあと“20%”必要とするのかもしれません。読み終わったあとはもっと情熱的に、強く生きていきたいと思えること間違い無し!きっと120%の力で人を愛せる、“イイ女”になっているはずです。

 

4.神様のボート/江國香織

昔、激しい恋に落ちた母親の葉子と、その娘の草子。母の宝物は三つ、ピアノと愛した男と、草子。母はもう戻らない父を待ちながら、引越しを繰り返します。恋に囚われた母と、そのそばで生きる娘の姿を追った物語です。

「私はあのひとのいない場所に馴染むわけにはいかないの。神様のボートに乗ってしまったから」」聞くだけでぐっと胸を締め付けられるような、切ない気持ちがこみあげてくる言葉ですよね。戻らないかつて愛した人を待ちづつける葉子の愛は、果たして狂気なのでしょうか。それともただひたすらに純粋なのでしょうか。テレビドラマ化もされた、どこか哀愁が漂う恋の物語です。

 

5.東京タワー/江國香織

大学生の透は、恋の真っ只中です。相手は青山のセレクトショップを経営する年上の女性、詩史。一方で透の親友、耕二は彼女がいながらもバイト先で出会った人妻、貴美子に恋をしてしまいます。2組の男女の不倫関係を、東京タワーがある街を舞台に描いた恋愛小説です。

「恋はするものじゃなく、落ちるものだ。」透はこのことを年上の大人の女性、詩史との恋で学びます。甘く満ち足りた恋愛なのに、彼らの恋人には夫がいる…2組の恋はどこへ向かうのか。映画化もされた江國香織さんの代表作です。

 

6.冷静と情熱のあいだ/江國香織・辻仁成


人気作家、江國香織さんと辻仁成さんがそれぞれ女性の視点、男性の視点で描いた恋愛小説がこの『冷静と情熱のあいだ』です。

学生時代の恋人、順正を忘れようとイタリア、ミラノのジュエリー店で恋人と暮らす女性、あおい。何もかも完璧なはずなのに、何かが物足りない…女性からの視点で書かれた『Rosso』。イタリアと東京の街を放浪する男性、順正。彼は10年前に交わした恋人との約束を、今もまだはっきりと覚えていました。男性目線で書かれた『Blu』。この物語はそんな2冊から構成されるものになっています。

恋人たちそれぞれの視点から書かれたこの小説は、まさに男心も分かる作品。美しいイタリアの街を舞台に繰り広げられる、叙情的な表現でいっぱいの物語をぜひお楽しみください。

 

7.勝手にふるえてろ/綿矢りさ

江藤良香(ヨシカ)は26歳のOL、彼氏なし。中学時代、同級生に片思いをしていた彼女は、その相手を勝手に“脳内彼氏”に設定して妄想にふけっています。しかしそんなヨシカに猛アタックしてくる男性が出現!理想の“脳内彼氏”と現実の男のあいだでとまどい揺れ動くヨシカでしたが、次第に彼女にも変化が生じてきて…

綿矢りささんは19歳の時、『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞した新進気鋭の作家です。この『勝手にふるえてろ』はなんと2017年、実写映画化が決定!映画を観る前にぜひこのキュートな原作をチェックしてみてくださいね。

 

8.永遠の途中/唯川恵

広告代理店に勤めるOLの同期、薫と乃梨子。友達関係にある2人ですが、恋も仕事も実は自分と相手を比べてしまっています。薫と乃梨子は郁夫という同じ男性に恋をしていましたが、郁夫と結婚したのは薫のほうでした。一方、乃梨子は独身のままバリバリキャリアウーマンを貫き通し…どうしたって相手の人生が羨ましくなってしまう、比べてしまう。そんな微妙な関係の女性2人の姿を追った物語です。

仲はいいし嫌いではないのに、あの子と自分はなんだか比べちゃう。あの子にはなんだか負けたくない…女性なら誰でも女友達に、そんな感情を抱いたことが1度はあるのではないでしょうか。恋模様だけではなく、女性同士の関係にも共感できる作品です。

 

9.恋人たちの誤算/唯川恵

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高校の同級生の流実子と侑里は25歳。流実子は弁護士事務所に勤め、一方の侑里も一流商社勤めと2人ともエリートです。高校卒業以来連絡が途絶えていた2人でしたが、思わぬ形で再開!自分の夢やキャリアのため、また自分の本当の愛のため、もがき奮闘する2人の姿を描いた物語です。

女性同士の言葉にできないような微妙な関係、思わず「こんな男、いるいる!」と言いたくなってしまうような絶妙な人間描写。それぞれの人生のために戦う25歳の女性たちの姿を目に焼き付けてみてください。

 

10.だれかのいとしいひと/角田光代

この物語に登場するのはちょっぴり不幸な人物たち。「転校生じゃないから」という理由で失恋した女子高生、完璧なキスをする元恋人を思い出す男性、かつての恋人の家に忍び込むフリーライター、親友の恋人と隠れて付き合っている女の子。そんな少し変わった、そして寂しげな男女の恋の“終わり”を独特なタッチで表現した8つの短編集です。

恋愛ってなんだろう。この気持ちはどうやって言葉にすればいいんだろう。そんなモヤモヤやもどかしさの答えが、この本を読めば見つかるはずです。

 

11.愛がなんだ/角田光代

OLのテルコはとある飲み会で出会った男性“マモちゃん”に、熱烈な恋をします。マモちゃんから電話がかかってくれば携帯でも電話。同僚からの食事の誘いも旅行も、マモちゃんから誘われれば突然ドタキャン。そんなテルコを気にかけてくれる人はどんどん減っていき、会社もクビになる寸前。でもマモちゃんはテルコのことを、ただ都合のいい女としか思っていないのです。「ただ私っと彼のそばにはりついていたい」どんどんエスカレートしていくテルコの片思いは、いったいどうなってしまうのでしょうか?

狂気にも近いテルコの突っ走る片思いを、ぎっしりと濃密に描いた『愛がなんだ』。テルコからマモちゃんへの思いが滑稽でも哀れでもあり、体験したことはなくとも「わかる〜」という描写が満載の作品です。

 

12.キッチン/吉本ばなな

主人公は幼いころに両親と祖父をっみかげ。唯一の肉親である祖母と2人で暮らしていましたが、その祖母もついに他界してしまいます。そんなみかげは
祖母と親しかった大学の後輩、雄一の家で雄一の母(実は女性として生きている父親)と3人で奇妙な生活を送ることになります。次第に2人の優しさに触れ、心を和ませていくみかげ。家族が1人1人いなくなっていく心情や人と人のあたたかい触れ合いを、みずみずしい感性で描いている作品です。

 

13.うたかた・サンクチュアリ/吉本ばなな


複雑な家庭環境の中育った“わたし”は、捨てられたある少年と出会います。しかしその少年は生き別れた自分の兄かもしれなくて…孤独な2人の恋を描いた「うたかた」。お互いに恋人を失った男女2人が、次第に心を通わせ寄り添っていく姿を描いた「サンクチュアリ」。
この人には導かれるようにして出会った。運命的な恋をした。そう感じたことはみなさんありませんか?劇的な恋がもたらす人間模様を丁寧に描き出した「うたかた」と「サンクチュアリ」。切なくも美しい吉本ばななさんの世界観を堪能することができます。

 

14.野ばら/林真理子

宝塚の娘役の千花と、親友でライター業をする萌。千花は歌舞伎界に将来を担う園の御曹司と、萌は歳の離れた評論家と恋愛真っ最中。若く美しい2人の人生は全てうまくいっているかのようにみえましたが、少しずつ狂いはじめていきます,..女性たちのしたたかさや「こんなこと、よくありそう」と思ってしまいそうな人間の心理描写。まるで野ばらのように、棘だらけの世界で美しく咲こうとする千花と萌。読んだら思わず背中をしゃきっと伸ばしたくなるかも…?

 

15.ミルキー/林真理子


産休明けで職場に復帰した、陽子。広告代理店に勤める裕一は妊娠前の陽子と何回か関係を持っていたことがありました。陽子は妊娠したあと、ますます美しくなっていて…表題作『ミルキー』をふくむ、12個の恋愛短編集です。美しいも醜いも、酸いも甘いも恋愛。時には愛のためならどこまでも嫌な女になれる。ぶるっと身震いしてしまうようなこわ〜い女たちも登場しますが、あなたも彼女たちを「他人事だ」と思えますか…?気になる展開に一気に読み終えてしまうこと、間違いありません。

 

16.不機嫌な果実/林真理子

主人公は32歳の水越麻也子。麻也子は結婚6年目になる夫に不満を抱き、元恋人の野村と不倫の関係にありました。ある日、野村に若い愛人がいることが発覚。それでも関係を続ける麻也子でしたが、そのあと彼女は歳下の音楽評論家、通彦と知り合い交際をスタートさせます。しかし通彦との恋愛を続けるうち、麻也子はある決断をすることに…“不倫”というテーマを大胆に独特の視点から描いた『不機嫌な果実』は、幾度となく映画化、テレビドラマ化されています。読み終わったあと友達同士で語り合いたくなる作品です。

 

17.夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦

こちらも2017年にアニメーション映画化された人気小説『夜は短し歩けよ乙女』。後輩の“黒髪の乙女”にこっそりと想いをよせている先輩である“私”。彼女の目にとまろうといつも姿を追い求めていますが、先輩の想いにまったく気づかない彼女は出会っても「奇遇ですね!」と言うばかりです。そんな2人はやがて奇妙な人物たちに出会い、珍事件に巻き込まれていって…『夜は短し歩けよ乙女』は山本周五郎賞を受賞、そして本屋大賞の第2位にも選ばれるなど高く評価されました。あまい気持ちになれる恋愛ファンタジーです。

 

18.四畳半神話大系/森見登美彦

主人公の“私は、”京都の大学に通う三回生。悪友の小津にはふりまわされ、おかしな自由人の樋口師匠には無理難題ばかりを押し付けられ、憧れの女性明石さんとはなかなかお近づきにもなれず…自分が思い描いていた夢のキャンパスライフとはほど遠い、さえない日々を過ごす毎日です。もし願わくば、1年生から戻って大学生活をやり直したい!そんな私の“もし”から生まれる、不思議なパラレルワールドで繰り広げられる青春ストーリーです。

森見登美彦さんの小説は、想像力をかりたてられる素敵なタイトルばかりですよね。クセ者たちがたくさん登場する森見登美彦さんワールド、ぜひ『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話大系』と続けてお楽しみください!

 

19.イニシエーション・ラブ/乾くるみ


「とにかくラストが衝撃」「絶対二回読みたくなる」と大きな話題になった小説『イニシエーション・ラブ』。主人公の僕がマユに出会ったのは、本当は行くつもりなんてなかった合コンの席。やがて恋におちた僕たちは…胸がきゅんとするような、そんな甘酸っぱい描写満載の青春ラブストーリー!と思いきや、ラストの文2行で全てがひっくり返ります。一瞬あっけにとられてしまうようなその驚きの結末に、必ずもう一度読み返したくなること間違いありません!

 

20.阪急電車/有川浩

電車の隣に座った人が、もし運命の人だったら…そんなことをふと考えたことはありませんか?

舞台は片道がたったの15分というローカル線。そこに乗り合わせた乗客たち、全く関わりがなさそうに思える彼らの人生がゆっくりと交差していく…恋の始まりや終わり、乗客の人数分の人生を乗せてはしる阪急電車。少しずつ繋がる彼らの人生は、やがて奇跡の物語に…?映画化もされたベストセラー小説『阪急電車』。読めばいつもの毎日が、ほんの少し変わった景色に感じられるかもしれません。

 

21.もういちど生まれる/朝井リョウ

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映画化もされた傑作『桐島、部活やめるってよ。』の作者、浅井リョウさん。『何者』では直木賞を受賞した、新進気鋭の作家です。そんな浅井リョウさんによる恋愛小説が『もういちど生まれる』です。彼氏がいるのに他の人にキスをされてときめいてしまった少女の物語「ひーちゃんは線香花火」。

なんの変わりばえもない日常と平凡な自分に飽き飽きしている翔多が主人公の「燃えるスカートのあの子」。父が亡くなったあと、壊れてしまった家族。絵を通して母親とのコミニュケーションを計ろうとする美大生の物語「僕は魔法が使えない」。双子なのに姉は美人でなんでもできる…コンプレックスを抱く浪人生、梢の物語「もういちど生まれる」。ダンスの専門学校に通いながら夢を追う少女を追った物語「破りたかったもののすべて」の5編からなっています。

それぞれの主人公たちが胸にひめている思いや周りとの関係に共感させられるところが多いはず。青春小説の傑作です。

 

22.百瀬、こっちを向いて。/中田永一

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あまりイケていない“人間レベル2”の僕。ある日僕は慕っている宮崎先輩に、彼の浮気相手である百瀬陽に会わされます。「こいつと付き合っているふりをしてほしい」と言われ、言われるがままに百瀬陽を彼女にする僕。恋をすることがこんなに苦しいならば、こんなに切ないならば、相手に出会わなければよかった。こんな気持ち、知らなければよかった。そんな恋愛することの切なさをみずみずしくほろ苦く描いています。この『百瀬、こっちを向いて。』も2014年に早見あかりさんの主演で映画化されました。ぜひ小説と合わせてチェックしてみてくださいね。

 

23.ナタラージュ/島本理生

主人公の大学生の少女、泉。大学2年生の春に、母校の演劇部の顧問である葉山先生から電話がかかってきます。泉は葉山先生にかつて思いを寄せていました。先生と再会し、自分の思いを再確認してしまう泉。そして葉山先生の中にも自分への恋心があることを知り…「好きだからこそ壊してほしい。どこか帰れなくなるほど遠いところへ連れていってほしい。」そんな感情を抱いたこと、ありますか?自分の中の忘れかけていた感情や恋心を、そっと思い出させる『ナタラージュ』。静かな中に熱い情熱がたぎる作品です。

 

24.RED/島本理生

主人公は2歳になる娘がいる30代の主婦。夫は家事を全て彼女に任せっぱなし、そして3年間もセックスレス。そんなある日主人公は偶然元恋人と再会します。様々な事情があり、お互いを想っていても一緒にはなれない2人。そして2人は激しい官能の世界へと足を踏み入れていき…島本理生さんが送る、大人のための官能小説。ごく普通の主婦が本気で愛した男と再会したとき、その先には何が待っているのか。心にぐさりとつきささる不倫小説をお楽しみください。

 

25.恋愛寫眞―もうひとつの物語/市川拓司

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『恋愛寫眞』見慣れない漢字ですが、この言葉で“しゃしん”と読むのだそうです。

主人公の瀬川誠人は、カメラマンを夢見る大学生です。ある日誠人は、嘘つきでミステリアスな女の子、里中静流と知り合います。次第に友情を育んでいく2人、静流も誠人の影響をうけて写真を撮るようになります。静流は誠人に想いをよせていましたが、誠人もずっと別の人に片思いをしており2人は恋人同士になることはなりませんでした。1年後、静流は突然姿を消してしまいます。ある重大な嘘を誠人についたまま…

この『恋愛寫眞―もうひとつの物語』は2003年、広末涼子主演の同名映画とコラボレーションした作品です。静流がずっと誠人についていた嘘とは?切なく愛おしい純愛物語です。

 

26.おいしいコーヒーの作り方(1) キスまでの距離/村山由佳

村山由佳さんによるライトノベルシリーズが『おいしいコーヒーの作り方』。

主人公の高校3年生勝利は、父親の仕事の関係で従姉たちと同居することになります。久しぶりにあった勝利の従姉のかれんは、美しく成長していました。そしてなんとかれんは勝利の高校の新任教師。そんなある日、勝利はかれんの悲しい秘密を知ってしまいます。いつしかかれんを1人の女性として意識しはじめる勝利。彼らの恋の行方はいかに…?忘れかけていた甘いピュアな気持ちを思い出させてくれる恋愛小説です。『おいしいコーヒーの作り方』は1巻から3巻まで発売されているので、ぜひ全部チェックしてみてくださいね!

 

27.タイニー・タイニー・ハッピー/飛鳥井千紗


舞台は東京郊外にある大型ショッピングセンター“タイニー・タイニー・ハッピー”、通称“タニハピ”。そんなタニハピで事務職についている徹は、タニハピのメガネ屋で働く実咲と2年前に結婚しました。ごく普通の幸せな生活を送っていた徹と実咲でしたが、いつしか少しずつすれ違いが生じてきて…ショッピングセンター、タニハピを舞台に描かれる8人の男女の恋愛模様。今職場の人と恋愛中!という人は、共感できるところがたくさんあるかもしれません。恋に仕事に悩む彼らの等身大な物語です。

 

28.君の膵臓をたべたい/住野よる

主人公の“僕”が偶然病院で拾ったのは、“共病文庫”というタイトルの文庫本。それはクラスメイトの山内桜良によって綴られている闘病日記でした。その日記帳には桜良が膵臓の病気を患っており、もう長くは生きられないと描かれていて…名前がない主人公の“僕”に誰もが感情移入してしまう終わりから始まる物語『君の膵臓をたべたい』。斬新なタイトルとは裏腹に悲しくも美しい純愛が描かれている傑作小説です。その予期できない衝撃の結末は、読んでからのお楽しみです!

 

29.よるのふくらみ/窪美澄


舞台はとある街の商店街。そこで幼なじみとして育った3人の主人公、みひろと圭祐、裕太の兄弟。みひろは兄の圭祐と同棲していましたが、最近はセックスレスに悩んでいました。みひろに想いを寄せていた弟の裕太は2人がうまくいっていないことに気づいていて…熱っぽく、官能的に描かれる幼なじみ3人の恋愛模様『よるのふくらみ』。幼なじみとの恋愛なんて、ちょっぴり憧れてしまいますよね。どうしても抑えられない衝動や恋と友情の間で揺れる葛藤など、きっと自分も「こんな思い、したことある」という描写がたくさんあるはず。じんわりとした雰囲気のエロティックな小説です。

 

30.サヨナライツカ/辻仁成

主人公は周囲から好青年という評価をうけている青年、豊。結婚を控えている豊はある日、謎の美女の沓子と出会います。本能のままにお互いを求めあう豊と沓子。一緒にいることはできないと別れる2人ですが、25年後に再会した彼らは…

「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出す人と、愛したことを思い出す人に別れるの。私はきっと、愛したことを思い出す」そんな台詞が印象的な『サヨナライツカ』。狂おしいほどに愛し合う2人の、究極の恋愛小説です。20代、30代、40代と自分も大人になるごとに読み返したくなる作品です。

 

31.恋愛中毒/山本文緒


事務プロダクションに勤める男性の語りから始まるこの『恋愛中毒』。彼は勤務中に元恋人と一悶着をおこし、それをきっかけに事務員の女性の水無月のとある告白を聞くことになります。この女性、水無月がこの物語の主人公です。夫との離婚や憧れの作家との恋、もう他人を愛しすぎないと誓った水無月の物語。きっと女性なら誰でも感情移入してしまう水無月ですが、最後まで読み終えるとはっとさせられてしまうはず。『恋愛中毒』その言葉の意味も理解できるはずです。あなたは水無月の心理、どこまで共感できますか…?

 

32.一瞬の光/白石一文

主人公の橋田浩介はエリートサラリーマン。38歳という若さで人事課長に昇進し、仕事に明け暮れる忙しい毎日を送っていました。そんなある日、彼はトラウマを抱えた香折という女性と出会います。香折の抱えた闇と不思議な魅力に心を動かされ、惹きつけられてしまう浩介。彼はやがて会社の陰謀や裏切りに巻き込まれていきますが、香折という存在は浩介の中にあり続けて…

社会派作品でもあり、“人を愛するとはどういうことなのか”という普遍的なテーマを扱っている『一瞬の光』。あなたの想像を超える2人の愛の形は、きっと心に刻まれるはずです。

 

33 .夜明けの街で/東野圭吾

建設会社に勤務する主人公、渡部は派遣社員の秋葉という女性と不倫関係になります。15年前におこった、秋葉の父親の愛人殺人事件。秋葉はその事件の容疑者にされていたのです。彼女は本当に愛人を殺したのか?事件の時効の時は刻一刻と迫っていて…ミステリー作家、東野圭吾さんによるサスペンス恋愛小説です。

「不倫や浮気なんて、ありえない!」そんな風に思っている人も、いつどこで危険な恋に落ちてしまうかわかりません。主人公が不倫の関係に浸っていく様が丁寧に描かれていて、不倫する男性の心情をよく理解することができます。ミステリーとしても恋愛小説としてもおもしろい作品です。

 

34.試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。/小野真理子

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きゅんとするこのフレーズ、どこかで耳にしたことはありませんか?きっとLIps読者のみなさんも御用達のファッションビル、ルミネの広告のキャッチコピーです!

スランプに悩むネイリスト。不倫関係に陥っている美容マニア。元彼の披露宴でのスピーチをたのまれた女性。そしてそんな彼女たちによりそうショップ店員。恋に仕事に頑張る現代の女性たち誰もが共感する、おしゃれでキュートな恋愛短編集です。あなたが新しい洋服を買った時、1番に見せたい人は誰ですか?

 

35.世界の中心で、愛を叫ぶ/片山恭一

主人公は地方に住む高校生の少年、朔太郎。朔太郎は高校時代、アキという恋人がいましたがアキは病気によりこの世を去ってしまいます。2人の出会い、毎日の何気ない会話、無人島への2人だけの旅、そしてアキの発病…映画化、ドラマ化もされ日本中に“セカチュー”現象を巻き起こした『世界の中心で、愛を叫ぶ』。愛する恋人を失った人がゆっくりと再生していく姿を丁寧に描き切った、純愛小説の金字塔です。

 

36.きいろいゾウ/西加奈子

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主人公は田舎に移り住んだ、とある若い夫婦。夫の名前は武辜歩、妻の名は妻利愛子。お互いをムコさん、ツマと呼び合う仲睦まじい2人。小説家のムコさんは背中に大きな鳥のタトゥーを持っており、犬や鳥、花など自然の生き物の声が聞こえるツマのことを見守っていました。そんなある日ムコさんはツマを残して東京に向かいます。その理由はムコさんの背中にある鳥のタトゥーに隠されていて…

四季のうつろいとともにゆっくりと変化していく夫婦の日常を、優しいタッチで表している『きいろいゾウ』。向井理、宮崎あおい主演で映画化もされているので、小説を読んだらぜひチェックしてみてくださいね。

 

37.孤独な夜のココア/田辺聖子

寂しい夜や眠れない夜、心と体をあたためてくれるココア。優しい響きのタイトルに、思わず惹かれてしまいますよね。

あなたに出会えて本当によかった。今はもう一緒にいられなくても、あなたと恋ができて本当によかった。そう思えるような恋愛、したことがありますか?男と女の複雑な関係、甘美でもありほろ苦くもある恋愛。そんな様々な恋模様を、美しい言葉とともに綴った12編の短編集です。いつまでも胸に心地よい余韻がしみわたる、素敵な恋がしたくなる珠玉の物語をお楽しみください。

 

38.人のセックスを笑うな/山崎ナオコーラ


松山ケンイチ、永作博美、蒼井優主演で映画化もされた『人のセックスを笑うな』

美術の専門学校に通っている19歳の“オレ”と、学校でデッサンの授業をうけもっている39歳のユリ。20歳という年齢差を気にすることなく瞬く間にユリに恋をした主人公…「なんでこの人のことが好きなんだろう?」「なぜこの相手でなくてはだめなんだろう?」恋愛をしているとき、ふとそのように思うこともあるもの。19歳の青年のほろ苦く切ない恋模様に、胸をしめつけられてしまうこと、間違いありません。

39.ナチュラル・ウーマン/松浦理英子

この本の作者、松浦理英子さんは「私はこの小説を書いたことを誇りに思う」と語っています。80年代に新しい恋愛の形をうちたてた小説がこの『ナチュラル・ウーマン』です。

あなたを抱きしめたとき、生まれて初めて自分が女だと感じたの。従来の恋愛の形にこだわらず、奔放に性愛にふけり、自分他たちだけの愛を探し求めていく。2人の女性の愛の姿に心を鷲掴みiんされる作品です。きっともっと自分らしく、ありのままの姿で人を愛したいと思うことができる傑作小説です。

40.ハニー・ビター・ハニー/加藤千恵

恋愛は甘くて幸せな気持ちばかりではいられませんよね。1人で大泣きするほど悲しい時も、何かを壊したいほどやるせない気持ちになる時もあります。

親友の彼氏と寝ている女性。バンドのボーカルに一目惚れし、そのまま初体験を捧げてしまった女性。私の恋はどこへ向かっているの?本当にこんなことがしたかったんだっけ?1度は経験したことがあるそんな様々な恋愛模様。この作品の中の女性たちのなかに、きっとあなた自身もいるはずです。

 

いかがでしたでしょうか。人気作家たちが綴る時には激しく、時には甘く、時には切ない恋愛小説の数々。読み終わった時には必ず、あなたの中で何かが変化しているはずです。そしてこれらの物語の中に、きっと恋をしているあなた自身がいるはず。ぜひ電車の中や半身浴のお供、夜の寝る前や一人でゆっくりと過ごしたい時に。今回ご紹介した小説を手にとってみてくださいね!

 

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